平安時代1088年2月24日白河法皇が高野山ご参詣の折笠木坂に御座所を設けられたという扶桑略記の記録に沿って九度山から古沢を通り笠木峠に至る参詣道を辿ってみました。8時12分九度山駅発南海電車で上古沢駅へ8時25分着。線路沿いに南へ進み不動谷川の滝壺まで降り国道310号線を越え笠木集落へ向かいます。集落入り口には9時半頃到着。ここから急なジグザク斜面を笠木峠へ向かう。標高差300Mはあるだろう。御座所跡は現在空き家らしいが案内板がないので特定できない。木の上という家(名前も法皇からいただいたそうだ)笠木峠には11時頃到着。そこから世界遺産町石道86町石から矢立の60町石まで歩いて矢立茶屋の焼き餅を食べ、帰路は近畿自然歩道で紀伊細川駅へ約40分。九度山駅には1時半頃帰ってきました。紀伊細川からの登山は初心者用、上古沢からのルートは健脚向きとしての高野山への町石道登山に最適だ。
笠木峠参詣道ルート
2024年3月18日